道東酪農の未来を担う

画像

根室は酪農のまち そういう位置づけにしたい

ここはメガファームと呼ばれている株式会社 田中牧場。敷地は約4へクタール、牛は750~760頭。
と聞いても正直ピンとこないが、終わりが見えないほど長い牛舎が見える。
たった5名で運営しているとは、どういうことだろう。

今回は道内有数の大規模農場代表の田中さんにお話を聞きました。

まず、6台の搾乳ロボットがある。牛は好きな時に搾乳する。誰かがロボットを操作する必要はない。
全て自動だ。
次に、牛の状態はタグで自動的にデータを集めてパソコンで管理する。
田中さんが働く様子は、酪農家のイメージとは違っていた。

これらIT化により、未来を担う若い人たちも活躍している。
従業員の負担軽減を考えてのことだが、経済的メリットもかなり大きい。
労働者一人当たりの生産量増加、つまりそれは
根室市の住民一人当たり個人所得を引き上げていくことになる。

田中さんの目指す地域の活性化、酪農という業界の活性化に、確実に繋がっているはずだ。

搾乳ロボットに適しているという中型の
「レッド(ホルスタインレッド)」という品種の牛を、あなたは見たことがありますか?
ぜひ動画でそのかわいい様子も確かめてください!

田中さんは根室と酪農の未来を考えているメガファームの酪農家です。

株式会社 田中牧場

田中 照義 さん

1982年 酪農家の二代目として就農。 搾乳ロボット・IT化による管理で効率化を図り、道内有数のメガファームを従業員5人で運営している。 根室の酪農の未来を常に考え、地域の抱える課題と地域活性化に尽力している。
TMRセンター<オアシス厚床>根室支所理事。