北海道・別海町は、乳牛がのびのびと育つための自然がそろっています。
広い空、栄養豊かな牧草地、そして摩周湖の伏流水。
この環境が、ミルクにまっすぐな風味と、すっきりとした後口を生み出します。「別海だから」たどり着ける味わいです。

このミルクは、脂肪分3.8%・無脂固形分8.5%以上という、一般的な牛乳よりも高い数値でつくられています。
成分無調整のまま、搾りたての風味を大切にしながら、90℃30秒の「風味を守る殺菌」で仕上げています。ただ濃いだけでなく、素材そのままの豊かさを味わえる品質です。

ひと口めはコクがありながら、飲み込むとすっと消えていく軽やかさがあります。
生乳の味を損なわない製法と、別海の自然がもつ清らかさ。
この2つが重なって、「濃厚なのに重くない」後味が生まれています。

べつかい乳業興社は、別海町で育った生乳をできるだけ手を加えずに仕立てる ことを大切にしています。
生乳本来の風味を守るため、成分無調整のまま、搾りたてのおいしさをそっと活かす製法を続けてきました。「この町が育てた味を、そのまま届けたい。」そんな想いとともに、別海の酪農を支える存在として歩んできた乳業メーカーです。

べつかい乳業興社は、全国で初めて乳製品にトレーサビリティを導入 したメーカーです。
「どの牧場の牛から、いつ搾られた生乳なのか。」その履歴を確認できることで、安心と信頼がしっかり守られています。

生産履歴は、下記からご確認いただけます。

別海町の酪農を次の世代へつなぐために生まれたのが、酪農研修牧場です。
ここでは、牛の管理、牧草づくり、搾乳や衛生管理まで、酪農に必要なすべてを 3年間で身につけられる「実践の場」が整っています。
未来の酪農家が育つこの仕組みが、地域のミルクづくりを静かに支えています。

ＪＡ道東あさひは、地域の生産者と全国の生活者を やさしくつなぐ橋渡しの役割を担っています。
別海のミルクを全国へ届ける流通やギフト展開を支え、地域ブランドの発信にも力を注いでいます。
「つくる人」の想いが、「飲む人」にまっすぐ届くように。地域の豊かさと食卓をつなぐ大切な存在です。

別海のミルクが生まれる背景には、つくる人（べつかい乳業興社）と届ける人（ＪＡ道東あさひ）の静かな連携があります。

• ・酪農を未来へつなぐ研修牧場の育成
• ・安心のためのトレーサビリティ
• ・地域全体でつくるブランドの発信

こうした丁寧な営みが重なり合い、このプレミアムミルクは生まれています。